マッチングアプリの実態とは?本当に使ってみた体験談から詳しく紹介

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マッチングアプリは実際どうなの?数多くのマッチングアプリを使って延べ数百人と出会い、最終的に結婚することができた筆者が自らの体験談やアプリの利用を通じて見聞きしてきた「マッチングアプリのリアルな実態」について解説。危険性やトラブルの事例などについても詳しく紹介。

マッチングアプリは恋活や婚活に役立つ?それとも危険?

昨今では、周囲にマッチングアプリを利用している友人や知人がいる、あるいはあなた自身も使ってみようかなと考えているという人が多いことかと思います。そのくらい、現在マッチングアプリの利用者は増加の一途をたどっています。

ですが、マッチングアプリを巡っては、

マッチングアプリを使ってみたら恋人ができた!

今度、マッチングアプリで出会った人と結婚するんだ

このような幸せな報告、体験談を目にすることもある一方で、

マッチングアプリで出会った人とトラブってしまった

マッチングアプリはやめとけ、ばかばかしい

このような嫌な体験談や酷評する意見を耳にすることも少なくありません。

そこでこの記事では、複数のマッチングアプリを使って延べ数百人と実際に会ってきた筆者が、いったいマッチングアプリの実態とは、どんなものなのか?本当に、恋活や婚活にも活用できるのか?マッチングアプリのリアルな実態を紹介していきます。

マッチングアプリって実際どう?

マッチングアプリを利用している人のなかには「変な人しかいなくて、虚しくなるからやめた」、また「使ってみたけど、アプリなんてばかばかしい」などと、さまざまな愚痴をこぼす人もいます。

そんなあまりよくない話を聞かされると、マッチングアプリを使うのが不安になってしまう人も、多々いることでしょう。

筆者も複数のマッチングアプリを実際に使ってきましたが、たしかに変な人や詐欺まがいの人がいなかったとは、とても言い切れないです。全体的には、まともな人よりも、変な人のほうが多数派なくらいでしょう。

ですが、マッチングアプリを使うことがばかばかしいとは、まったく思っていません。実際に、数名の人とはお付き合いするまでに発展しましたし、最終的にはマッチングアプリで出会った人と結婚までたどり着いたからです。

あとは、交際というわけではありませんが、ごく普通に付き合えるような気の合う友達もたくさんできました。こちらも、筆者にとっては非常に大きな収穫です。大人といわれる年齢になってからは、新しい友達を作るのにも、なかなか苦労をしますからね。そういう意味でもマッチングアプリは私にとってとても便利な出会い探しのツールだと自信を持って言えます。

  1. マッチングアプリには変な人が多い?
  2. 盛ったプロフィール写真で騙している人はいないの?
  3. 経歴や年収をごまかしている人はいる?

マッチングアプリには変な人が多い?

まずはあなたの周囲の人たち、つまり知り合いや昔の同級生、勤め先の会社の同僚や上司などを見回してみましょう。そうするとすぐにわかるかと思いますが、まともな人や誠実な人というのは、案外あまりいなくはないですか?むしろ、変わっている人や仕事ができなくてイライラさせられるような人のほうが、多く見受けられるかと思われます。

マッチングアプリでも一般の社会でも、まともで誠実な人なんて、実際にはそんなにたくさんはいません。つまり、マッチングアプリもリアルの世界も同じようなもので、変な人と遭遇してしまう確率はあまり変わらないのです。

どのマッチングアプリでも、実態としては同じようなものだと考えていてください。そういう心構えでいたほうが、ショックを受けなくて済みます。

マッチングアプリ内には、ハイスペックで内面も素晴らしいイケメンや美人がいっぱいいて、そのなかからよりどりみどり……なんてことは、現実的にありえません

ただ、そんななかにも「あなたにとって大当たり」な相手はいるのです。あなたと相性がぴったり合って素敵だと思える人も、頑張って探していればきっと見つかりますよ。マッチングアプリというネット上の世界でも、リアル社会と一緒なのです。

盛ったプロフィール写真で騙している人はいないの?

プロフィール写真の盛りすぎ問題に関しては、あなたのご想像通り、マッチングアプリ内にはたくさんいるのが実態です。

マッチングアプリで実際に会ってみてガッカリした一番の理由と多いのは、男性女性ともに「実物がプロフィール写真とはかなり違っていた」というケースです。

多少の加工や盛り具合は許容範囲

しかし、相当数の写真加工アプリが世の中にあふれている現代。よほどスマホに疎くない限り、内蔵されているインカメラでまったく無加工のプロフィール写真を撮っている人のほうが少ないとも思われます。

多少の盛り具合だったならば、お互いさまかなと広い心をもって、大目に見てあげるくらいの気持ちも、マッチングアプリを使ううえで必要になってくるでしょう。

他人の写真や画像を使うのは絶対NG、業者の可能性もあり

ただし、本人の写真を加工したものならばまだ許せる範囲だとして、ネットから拾ったイケメン・美人の画像など、他人の写真をプロフィールに載せている人は言語道断です。他者の画像を無断使用するような人は、そのほとんどがなんらかの悪徳業者と考えられます。

実際、マッチングアプリの実態として、悪徳業者やスカウト・勧誘などで使っている人も少なくはありません

身長をサバ読みしている男性は多い

また女性にはほとんどいないかもしれませんが、身長を高めに記載している男性は、マッチングアプリからあふれるくらい存在しています。

マッチングアプリではどんな人でも、少しでも異性からの印象を良くしたいと考えるので、数cm程度のサバ読みならば許してあげてください。しかしプロフィールには「170cm」と記載している人と実際に会ってみたら、160cmもないくらいの男性でびっくりしたという女性の体験談を耳にしたこともあります

身長を10cm以上サバ読んでいた男性と会った女性の体験談

実際、こういう体験談はマッチングアプリではよく見聞きする話なんです。

あまりにも実際の数値とかけ離れている身長の詐称は、もはやサバ読みとはいえないでしょう。きっと、その男性は「会うところまでもっていければ、その場のノリや話術でなんとかできるかも」などと、軽く考えていたのかもしれませんね。

たしかにどれだけ身長が低い男性でも、内面に惹かれてお付き合いや結婚をする女性はいます。ただ、マッチングアプリのプロフィール欄という最初の段階から、大ウソを書くような男性の内面性が優れているとは到底考えられません。

身長のサバ読みは1〜3cmくらいまで

マッチングアプリの実態として、身長が高くない男性はたしかに不利にはなりますが、サバを読むにしてもせめて1〜3cmくらいの範囲にとどめてほしいものです。10cm以上にもなると、さすがに驚かれてしまって逆にうまくいかなくなりますよ。

経歴や年収をごまかしている人はいる?

多くのマッチングアプリの実態に関する問題のひとつには、学歴や経歴、年収などをごまかしている人が多いことが挙げられます。

ハイスペ男性がゴロゴロいるものの実際はウソばかり

30歳前後くらいでも、年収1000万円を超えるようなハイスペックな男性のプロフィールがゴロゴロしているので、純粋な女性は本気にしないように特に気をつけてください。30歳で年収1000万円を超えるような男性は、日本人の中で上位も上位、ほんの数パーセントにしかすぎません。

もしもそんな男性が実際にいたとしたなら、とっくに目ざとい女性に捕まえられているはずです。ものすごくハイスペックな男性が、マッチングアプリに登録をしていること自体、あり得ないでしょう。

ハイスペ男性はヤリモクの場合も多い

学歴や年収を詐称しているような男性は、本気で恋活や婚活をしていないということも、頭に入れておいてください。はっきりと言ってしまえば「ちょっと一晩遊べる相手と出会えればいいや」と考えて、女性が引っ掛かりやすいように詐称をしている、いわゆるヤリモク男なのです。

ヤリモク男は、真剣交際できる女性や結婚相手を探しているのではないため、学歴も年収も詐称し放題しています。実際にお付き合いをすれば、年収詐称は生活水準などからすぐにバレてしまいますからね。

参考までに、求人情報・転職サイトのdoda(デューダ)がリサーチした2022年の平均年収は、30代の男性で「435万円」となっています。

2022年の年代別の平均年収は「20代」が342万円、「30代」が435万円、「40代」が495万円、「50代以上」が596万円でした。

[出典]年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |doda(デューダ)

マッチングアプリ内にいる多くの男性は、平気で「年収1000万円〜1500万円」とか「年収2000万円」などと記載していますが、いかに現実とかけ離れているかがよく分かる結果です。

マッチングアプリで出会える確率はどれぐらい?

下記は東京都豊島区に拠点を置く、株式会社エヌリンクスが運営する恋愛情報メディア、マッチライフが、この1年以内にマッチングアプリを使用したことのある20歳以上の男女400人に実施したアンケートによる結果です。

1年以内にマッチングアプリを利用したことのあるユーザーで、交際まで到達できた人は53%でした。

(中略)

マッチングアプリ利用者に「マッチングアプリで出会えるのか?」と質問したところ「出会えると思う」と回答した人が83%という結果でした。

(中略)

マッチングアプリの利用目的で最も多かったのは、50.8%で「恋人探し」でした。

男女で最も差が出たのが「遊び相手探し」です。男性は30%が「遊び相手探し」で利用しているのに対し、女性は13.3%という結果でした。

[出典]マッチングアプリで付き合う確率は5割以上!利用者400人の内83%がアプリで出会えると回答【2022年3月調査】

このアンケート結果を見てお分かりのように、実際にマッチングアプリを使っている8割以上の人たちが、「マッチングアプリには出会いがある」と実感しています。

筆者としても、それくらいの体感です。マッチングアプリの実態は、よっぽど難ありの人でもない限り、大多数の人はちゃんと出会えると考えていいでしょう。

また、神奈川県横浜市の株式会社ネクストレベルという会社が運営する情報サイトで、マッチングアプリ経験者の男女165人を対象にアンケートを実施したところ、下のような結果が出ました。

  • マッチングアプリで、付き合うまでの期間の平均は1〜3ヵ月
  • 利用者の86.7%は、3ヵ月以内に恋人を見つけている
  • マッチングアプリを使った21.8%の人は、1ヵ月未満で恋人を作れている

[出典]https://jsbs2012.jp/matchingapp/question/app_tukiaumade.html

つまり、およそ87%の人は、マッチングアプリを使って3ヵ月以内には恋人ができているのです。これは、かなり高い数字だと思われます。

いい相手と出会えるかどうか分からない合コンや、知人からの紹介などよりも、マッチングアプリのほうがよほど効率的だといえるでしょう。

筆者の実体験でも、マッチングアプリを使い始めてから最初のひと月で少なくとも5〜6人とデートができました。そのなかからきちんとした交際まで発展した期間は、1ヵ月くらいだったと記憶しています。

これらのアンケート結果や実際に私自身が体験したことを踏まえると、「マッチングアプリなんて出会えない」という人の言葉には、ほとんど信憑性がないと断言できます。

40代でも使えるおすすめのマッチングアプリは?

もちろん、40代でもマッチングアプリを使えます。現在シングルで出会いが欲しい人であれば、年齢なんて気にすることなく、どんどんマッチングアプリを利用してください。

ここでは、40代の人にもおすすめできるマッチングアプリを厳選して、3つご紹介していきます。

  1. Pairs(ペアーズ)
  2. マリッシュ
  3. ユーブライド
Pairs(ペアーズ)の公式アプリ
Pairs(ペアーズ)は日本最大級の会員数がおり40代でも使える
Pairs(ペアーズ)アプリの概要
公式アプリアイコン Pairs(ペアーズ)の公式アプリ
会員数 2,000万人
利用目的 恋活・婚活
年齢層 20代~30代(40代50代)
1ヵ月プランの料金 男性:3,700円~
女性:無料
AndroidアプリDL数
*2023年3月時点
100万ダウンロード以上
App Store人気ランキング
*2023年3月時点
11位
運営会社 株式会社エウレカ
異性紹介事業届出番号 三田22-117419
公式アプリ Pairs(ペアーズ)公式

Pairs(ペアーズ)は説明するまでもなく、国内最大手の超有名マッチングアプリです。40代で、初めてマッチングアプリを使ってみたいという人にも向いています

Pairs(ペアーズ)の公式発表では、累計会員数は2,000万人以上です。日本の人口がおよそ1億2000万人なので、未成年者やPairs(ペアーズ)がリリースされた2012年時点で既婚者だったという人以外は、使ったことのない人のほうが少数派になるかもしれないくらいの莫大な利用者数だといえます。

Pairs(ペアーズ)はFacebook連携可能なマッチングアプリですが、40代ならばほとんどの人がFacebookアカウントを持っているでしょうから、こちらも問題ありません。当然ですが、自分から言わない限り、Facebook友達にペアーズを使っていることがバレることはないので、安心して利用してください。

筆者ももちろんPairs(ペアーズ)を使っていましたが、40代どころか50代〜60代以上のユーザーもたくさんいました。会員数が桁違いの最大手マッチングアプリなので、地方に在住している40代の恋活や婚活にも向いているでしょう。

Pairs(ペアーズ)公式
おすすめ
Pairs(ペアーズ)
初心者や40代でも使いやすく会える可能性が高いおすすめのアプリ。
マリッシュの公式アプリ
シンママ・シンパパの再婚相手探しや恋活に向いているマリッシュ
マリッシュアプリの概要
公式アプリアイコン マリッシュの公式アプリ
会員数 150万人
利用目的 恋活・婚活、再婚活
年齢層 30代40代50代
1ヵ月プランの料金 男性:3,400円
女性:完全無料
AndroidアプリDL数
*2023年3月時点
50万ダウンロード以上
App Store人気ランキング
*2023年3月時点
65位
運営会社 株式会社マリッシュ
異性紹介事業届出番号 30160062002
公式アプリ マリッシュ公式

40代ともなると、過去に離婚歴があったり、子どもがいてシングルマザー・シングルファーザーだったりする人も増えてきます。その中には再婚活を考えている人や、そこまではいかなくても、もう一度恋愛がしたいと思っている人もたくさんいることでしょう。

そういう40代におすすめできるマッチングアプリが、再婚活に力を入れている、マリッシュです。通常、マッチングアプリにいるバツイチの人の割合は10%前後とかなり低い数値ですが、マリッシュのユーザーの過半数には離婚歴があるので、気後れすることなく再婚活ができます

また第一生命とコラボをして、「シンママ応援ほけん」というプレゼントキャンペーンも実施しているくらい、仕事を持ちながら家事や育児もしているシングルマザーに手厚い部分も、とてもポイントが高いです。

若い人が多くいるマッチングアプリを使うのは、バツもあることだし年齢的にもちょっと恥ずかしい……

このような思いから、普通のマッチングアプリを使うのは、腰が引けてしまう離婚歴のある40代の人は、ぜひマリッシュの利用を検討してみてください。

マリッシュ公式
おすすめ
マリッシュ
×ありでも自分のペースで安心して恋活や婚活ができるおすすめのアプリ。
ユーブライドの公式アプリ
ユーブライドアプリの概要
公式アプリアイコン youbridde(ユーブライド)の公式アプリ
会員数 240万人
利用目的 恋活・婚活、再婚活
年齢層 30代40代50代
1ヵ月プランの料金 男性:4,300円~
女性:4,300円~
※相手が有料会員の場合無料
AndroidアプリDL数
*2023年3月時点
50万ダウンロード以上
App Store人気ランキング
*2023年3月時点
174位
運営会社 株式会社IBJ
異性紹介事業届出番号 30090228000
公式アプリ ユーブライド公式

40代で真剣に婚活を考えている人には、ユーブライドがおすすめできます。その理由としては、ユーブライドにはアラフォー世代の利用者がとても多く、過去5年間で1万人以上の成婚者を生み出した、婚活には最適なマッチングアプリだからです。

40代に入って、「とにかく早く結婚がしたい!」などと考え始める人もいることでしょう。40代だろうと、それ以上だろうと結婚を焦る必要はまったくありませんが、真剣に婚活を進めたいならば、ユーブライドはぴったりのマッチングアプリといえます。

特記すべきは、まず成婚率の高さです。ユーブライドを利用した人のおよそ8割が、成婚退会(交際での退会も含むと思われます)するまでの期間は、平均して5ヶ月だともいわれています。

そういうデータを鑑みると、スピード婚を目指したい40代ならば、ユーブライドを使わないという手はありません。

ユーブライド公式
おすすめ
ユーブライド
40代の真剣な婚活に最適なマッチングアプリ。
AndAppOnline.com 編集部アイコン
編集部注

40代向きのマッチングアプリは、ここで紹介したアプリ以外にも多数あります。詳しくは以下の特集記事をご覧ください。

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AndAppOnline.com

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マッチングアプリの安全性

安全性が高いマッチングアプリとしては、日本国内に実在する会社が運営しているマッチングアプリを使うのが、もっとも望ましいでしょう。日本の会社が運営するマッチングアプリは、そのほとんどが365日24時間の監視体制を取っていてサポートも手厚いので、安全性がとても高いです。

安全なマッチングアプリの特徴や見分け方は?

「インターネット異性紹介事業届出」を提出、受理されている

マッチングアプリを運営するためには、管轄の警察署(公安委員会)に「インターネット異性紹介事業届出」を提出する必要があります。届出済みと記載してあるマッチングアプリを使わないと、危険な目に遭う確率がグンと跳ね上がります。

Pairs(ペアーズ)の公式Webサイトの法律に基づく表記事項
「インターネット異性紹介事業届出受理番号」と「特定商取引法に基づく表示」を表記しているPairs(ペアーズ)の公式Webサイト

特定商取引法に基づく表示とインターネット異性紹介事業届出済みということが、分かりやすい箇所にきちんと記載されていないマッチングアプリは、絶対に使うべきではありません。

「特定商取引法に基づく表示」を表記している

また、ちゃんとしたマッチングアプリの運営会社は、マッチングアプリの公式サイト上に「特定商取引法に基づく表示」をきちんと表記しています

Pairs(ペアーズ)の特商法に基づく表記の詳細
安全なマッチングアプリは必ず「特定商取引法に基づく表示」をきちんと表記している

本人確認に顔写真付きの公的な証明書が必要

それから、本人確認のために運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど顔写真付きの公的な証明書が必要なマッチングアプリは、安全性が高いです。

Pairs(ペアーズ)の本人確認の手続きのやり方
Pairs(ペアーズ)では写真付きの公的証明書での本人確認も可能

健康保険証など、顔写真がない身分証明書でも登録ができるマッチングアプリの場合は、やり方次第では本人以外でも登録できる可能性があります。

ですが、顔写真付きの公的な証明書が必要なアプリであれば、そういったなりすまし登録はできないので、業者などの危険人物に遭遇するリスクが低くなります

安全性の高いマッチングアプリはどれ?

Pairs(ペアーズ)やwith(ウィズ)、Omiaiは安全性が高い

実際にさまざまなマッチングアプリを使ったことがある筆者の使用感では、Pairs(ペアーズ)with(ウィズ)Omiaiなどの超有名な大手マッチングアプリは、かなり安全性が高いといえます。

  • 会員数が桁外れに多いのでサクラを雇う必要がない
  • Facebook連携型のマッチングアプリには悪徳業者や詐欺行為をはたらこうとする悪い人が入り込みにくい

このような理由から、Pairs(ペアーズ)やwith(ウィズ)、Omiaiといったマッチングアプリの安全性はとても高いです。

Tinder(ティンダー)はやや危険な部分もあり

反対に、安全性があまり高くないマッチングアプリとして有名なのはTinder(ティンダー)ですが、最近では本人確認もきちんとされるようになっており、そこまで危険があるとは感じませんでした。

ただしTinder(ティンダー)内には投資やマルチ商法への勧誘をしてくる業者、パパ活やママ活をすることが目的のユーザー、ヤリモクの既婚者も多数いるというのが実態としてあることは否めません。

業者や勧誘、ママ活目的などTinder(ティンダー)の実態はなかなかハード(危険)な一面がある

Tinder(ティンダー)に関しては、こういった口コミや体験談も決して珍しくはなく、危険人物が少なくありません。

運営が既婚者の利用を禁止してはおらず、しかも男性女性ともに無料でも利用できるマッチングアプリなので、そういう危険なユーザーが紛れ込みやすいという部分も大きいです。

Tinder(ティンダー)は真剣な恋活や婚活をしている人には、あまりおすすめできるようなマッチングアプリではないかもしれませんね。

Tinder(ティンダー)は軽めの出会い向き

筆者の主観ですが、Tinder(ティンダー)は「恋人ができたらラッキーかな」程度のカジュアルな恋活や、近場で趣味友達・飲み友達・遊び友達などを探している人にならば、ぴったりのマッチングアプリだと思います。

マッチングアプリでのトラブルの事例

マッチングアプリでよくあるトラブルの事例とその回避策について代表的なものを紹介します。

  1. 投資話やマルチ商法に誘ってくる相手とのマッチング
  2. 相手がホストやキャバ嬢の営業だった
  3. デートのドタキャン・すっぽかしをされた
  4. 不倫相手探しの既婚者と出会ってしまった

投資話やマルチ商法に誘ってくる相手とのマッチング

投資話やマルチ商法に誘ってくる相手とのマッチングは、マッチングアプリでのトラブルとして、実際かなり多く見られます。


業者

すごく稼げるビジネスがあるんだけど、興味ない?

このように、マッチングしたと思ったら早い段階で怪しげな仮想通貨などの投資話をしてくる相手は正直少なくありません。

マッチングしたとたんにメッセージで、LINE交換をしようと持ちかけられることもあれば、公開しているプロフィール欄に堂々とLINEのIDを書いてあるパターンもあります。

そういう相手とは絶対にLINE交換をせず、避けるようにしてください。万が一マッチング後におかしいと気づいたら、すぐに運営側に通報して、マッチング解除やLINEのブロックという対策を取りましょう。

また、プロフィール文がおかしい人にも注意が必要です。「人生一度きり!楽しんだものが勝ち!」などと変にテンションが高すぎる文言がある人は、ほとんどが投資やマルチ商法を含むビジネス、宗教などの勧誘だと思ってください。

相手がホストやキャバ嬢の営業だった

ホストクラブやキャバクラに勤務する人が、自分の顧客を捕まえる目的でマッチングアプリを使っているというケースも多いです。

ホストやキャバ嬢が、マッチングアプリを使ってはいけないと言っているわけではありません。しかしあなたは恋活や婚活が目的なのに、営業目的のホストやキャバ嬢とマッチングしてしまったとしたら、騙されたような気分になるのは当然のことです。

回避策としては、プロフィール写真をよくよく観察しましょうホストやキャバ嬢はその多くがイケメンや美人なので、ついつい反射的に「いいね」を送りたくなる気持ちも分かりますが、まずは落ち着いてください。

ホストやキャバ嬢のプロフィール写真は、ラウンジっぽい長めのソファで数人の似たような派手なタイプの人たちと一緒に写っていたり、高級そうなシャンパンなどを飲んでいる写真を使っていたりします。

もしもホストやキャバ嬢とマッチングして、すぐに繁華街での待ち合わせを提案されたら、そのままお店に同伴されて高額な料金を使わされてしまうことは、火を見るよりも明らかです。面食いな人ほど、特に注意しましょう。

デートのドタキャン・すっぽかしをされた

マッチングした相手とデートの約束をしていたのに、前日や当日など直前になってキャンセルしたいと言われたり、メッセージやLINEでの連絡がつかなくなってしまったりといったトラブルもよく耳にします。

仕事でいきなり残業になってしまった、急に病気や怪我をしてしまったなどの正当な理由ならば、仕方がない部分もなくはありません。しかし、マッチングアプリで出会った相手との初回のデートを平気でドタキャンするような人は、本気で恋活や婚活をしていないと考えられます

もっと悪いパターンとしては、あなたよりも気に入っている相手をデートに誘ってみたら、あなたとデートを約束していた日を指定されてしまって、そちらのほうを選んだという可能性さえあるでしょう。

最悪なのは、せっかくおしゃれをし準備をしてわざわざ待ち合わせ場所まで行ったのに、すっぽかしをされて会うことさえもできなかったというケースです。その相手はこっそりと遠くからあなたの姿を観察し、想像していたようなタイプとは違ったから、そのまま帰ったと思われます

これはショックを受けざるを得ない案件ですが、そんな失礼な行為をするような性格の人とは、デートをする価値もありません。マッチングアプリの運営に通報し、連絡先もブロックして、嫌な思い出はきれいさっぱりと忘れてしまいましょう

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不倫相手探しの既婚者と出会ってしまった

残念ながら不倫相手探しの既婚者も、マッチングアプリには紛れ込んでいるのが実態です。最近では「婚外恋愛」とか「セカンドパートナー」などときれいな言葉に言い換えられているようですが、しょせん不倫は不倫にしかすぎません。

特に婚活をしている女性の場合は、ヤリモクの既婚者と出会って得をすることは何もないので、マッチングしないように気をつけましょう。

不倫相手を欲しがっているような既婚男性は、基本的に軽くていい加減な性格なので、案外プロフィールを見ただけでも見分けられることが多いです。

  • 薬指に指輪をしている(当たり前ですが、結婚指輪です)
  • 一緒に写っている人物をスタンプやトリミングをして隠しているが、明らかに子どもである(子持ちの既婚者)
  • 写真の背景に花柄やレースのカーテンなど、ひとり暮らしの男性が絶対に選ばなさそうなインテリアが写っている(インテリア小物は妻が選ぶことが多いため)
  • 都心に勤務している会社があるのに、郊外に住んでいると書いてある(郊外に家族と住む持ち家を買っている)

上記のような男性は、ほぼ100%既婚者と考えていいでしょう。いくら好みのタイプでも、「いいね」をしてはいけません。

マッチングアプリで危険な目に遭った体験談

筆者や知人が実際に遭ってしまった、マッチングアプリでのトラブル体験談も紹介します。同じような目に遭わないよう、反面教師として読んでみてください。

  1. デートした相手がヤリモク既婚者だった
  2. 出会った相手が無職引きこもりのメンヘラだった

デートした相手がヤリモク既婚者だった

筆者自身の体験した話ですが、バツイチだとの記載がある年上のイケメン男性とマッチングし、実際に会ったことがあります。


体験談

夜の食事デートで、途中までは非常にいい雰囲気で進んでいたのですが、デートの終盤になって「実はまだ離婚が成立してはいないんだけど、もうそろそろ別れられると思うからバツイチだと書いたんだよね」と、ぬけぬけと言われたのです。

どう考えてもヤリモクだろうな……と思ったので、さりげなくデートを切り上げて帰ろうとしたら、相手からマンション前まで送ると言われ、断りづらく一緒にタクシーに乗りました。マンション前に到着すると、「ちょっと部屋に上がらせてもらいたいな」とありえないことを口にする相手。

お断りをしてひとりだけで降りようとしたら、いきなり力づくで抱きしめられて無理やりキスをされたのです。タクシー内だったので運転手さんもいるため逃げることができましたが、自分の部屋に入っても窓明かりから特定されないように、しばらく照明をつけることができませんでした。

筆者はキスをされたくらいで済んだのでまだ良かったのですが、知人女性のなかにはマッチングアプリで出会った相手と、なんと既婚者だと気付かず付き合ってしまったたという酷い体験をした人もいます


体験談

会うのはいつも私の部屋で、相手は実家住まいだからと一度も家に招いてくれませんでした。しかもお小遣い制だったようで、デート代は割り勘ばかり。

おかしいなとは薄々思っていたんですが、あるとき相手がスマホを見ているときにチラ見したら子供の写真が。問い詰めたところ、既婚者であることが発覚しました。なによりもショックだったのは2年もの間騙されていたことでした……。

なんの得もなく、貴重な2年という時間を既婚者に無駄にさせられた彼女は、その相手を訴える気力さえも残っていないそうです。

出会った相手が無職引きこもりのメンヘラだった

次に、マッチングアプリで恋活をしていた知人女性から聞いた体験談です。出会った男性は、彼女好みのワイルドっぽいなかなかのイケメンでした。


体験談

実際に会ったのは数回だったのですが、共通の趣味の話も合って、とても楽しいデートができていました。ただ相手は、プロフィール写真のワイルドなイメージとは異なり、なんとなく暗そうな雰囲気を醸し出していて……。

2回目のデートの際に、その理由が分かりました。「今は療養をしていて、仕事は休職中なんだ」と言うのです。30代でまだまだ若いというのに、病気療養中で休職していると聞くと、ほとんどの場合メンタル系だろうと思われますよね。

案の定、数ヶ月LINEやデートを重ねても、一向に仕事復帰や求職活動をしている様子も見られません。毎日ひとり暮らしの自宅に引きこもって、ネットゲームばかりしていたみたいです。

暇な時間が有り余っているのか、昼間でも夜中でもお構いなしに、どうでもいい内容のLINEを何通も送りつけられることもしばしば。これ以上依存をされてはたまらないと、逆ギレをされないように穏便にフェードアウトして、なんとか関係を終わらせました。

この相手の30代の男性は、どうやって家賃や生活費を捻出していたのでしょうね?親からの援助か生活保護を受けているのだろうと想像されますが、マッチングアプリなんてする前に、求職活動をしたらいいのに……と感じさせられた体験談でした。

逆恨みされる危険はある?

出会った相手から、逆恨みをされて嫌がらせをされる可能性は、マッチングアプリの実態としてありえない事ではありません

しかしそれは、リアルの社会と同じくらいの確率ではないでしょうか?リアルの友人や知人との関係がこじれて、周囲に悪口を言いふらされるといったような、嫌な経験をしたことがあるといった人も少なからずいるはずです。

マッチングアプリだからといって特別視せずに、恋活や婚活をしたいならば、思い切って一度チャレンジしてみてください。案外、すぐに素敵な人と出会えるかもしれません。

逆恨みされて危険な目に遭うことを防ぐためには、たやすく詳細な個人情報を教えたり自宅に招き入れたりせず、相手の内面性をよく観察することがポイントとなります。

もしもマッチングしたのが変な相手だったとしたならば、マッチングアプリ内のブロック機能を使って、連絡手段を遮断してしまえば大丈夫です。

LINE交換をしてしまった後でも、ブロックをしてLINEから削除をすれば、もうその相手はあなたを探し出すことはできなくなります。どうぞ安心して、マッチングアプリを使ってください。

実際に遭遇したやばい会員の事例

マッチングアプリの実態、それは「やばい人」も登録しているということです。ストーカー化しそうなメンヘラな相手や、特に女性はヤリモク男にも十分に気をつけましょう。

やばい男の事例

筆者がマッチングした男性の中で、初日のメッセージの段階から下ネタや怪しいことを言ってきた人もいました。以下は、実際に言われたメッセージの内容です。

  • 「ハプニングバーとかに行ってみない?」(行くわけがありません)
  • 「俺の友達も連れて行くから、今夜3人で飲もうよ」(危険すぎます)
  • 「実は臭いニオイが好きで、特に足のニオイを嗅ぐのが好きなんだ」(自分の足は臭くありませんし、あなたの性癖に興味もないです)

即座にマッチング解除をしましたが、マッチングアプリの実態として、こういうやばい男性もいます。興味本位で実際に会ったとしたら、危険な目に遭うことが目に見えているので、女性は気をつけてください。

やばい女の事例

40代の知人男性から聞いた体験談ですが、マッチングアプリで20歳の女性と出会って、お付き合いをしていたそうです。


体験談

交際が深まっていくにつれ、メンヘラな性格なことが分かってきたため、自宅で別れ話をしました。すると彼女はキッチンに飛び込み、鬼の形相で包丁を持ち出してきて「別れるなら死んでやる!」とすごい迫力で脅してきたんです。

何度もそんな修羅場を繰り返し、やっとのことでお別れできました。そして男性の平和は取り戻されましたが、あとから共通の知人がいたことが分かり、彼女の事実として判明したことがあります。

それは、年齢を大幅にサバ読みしていて、20歳と自称していたその女性は、実際には「42歳」だったという衝撃の事実。

「ちょっと老けてるかな」とは思ってはいたけど、小柄なのもあって信じてしまいました……。

筆者としては、40代男性が20歳の若い女性と簡単にマッチングできたり付き合えたりするほうが、よっぽど不自然だと思われます。若い女性が好きだという男性は、気をつけましょう。

マッチングアプリの実態のまとめ

この記事では、筆者である私自身がマッチングアプリで体験してきたこと、そして目にしてきたこと中心に紹介してきましたが、ご覧いただいたとおり、マッチングアプリにはさまざまな一面があり、実態を一言で言い表すのはなかなか難しいものがあります。

ですが、ひとつ言えるのは、いい側面にしろ、あまりよくない側面にしろ、「マッチングアプリだから……」と必要以上に特別視することはないということです。アプリと言えども、結局使っているのはリアルに実在する私たち自身なので、リアルで起きうることはマッチングアプリでも充分起こりえます。

ただし、リアルとマッチングアプリでは、関係が築きやすい一方で切りやすくもあるという大きな違いがあります。また、後ろ暗い意図があったとしても相手に対して隠しやすいという側面があることもたしかです。

もしもあなたが「マッチングアプリに興味はあるけれどもなんとなく不安……」といった気持ちを抱えているとしたら、それほど心配する必要はないといえます。

この記事で紹介したような、アプリならではの特性があることを踏まえて利用すれば、マッチングアプリは出会い探しや交友関係を広げるのにとても役立つはずです。

リスクとメリットを踏まえたうえで、勇気を持って一歩足を踏み出してみることも検討してみましょう。

私は、今の夫と出会えたという自らの体験から、マッチングアプリにはその価値は充分にあると自信を持って断言できます。

現在主流の人気ある出会い系とマッチングアプリの中から、 AndAppOnline.com 編集部おすすめの会えるアプリ&サイトのみを厳選紹介。

恋活や婚活向き

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特徴・メリット
女性も有料制のため、男女ともに恋活や婚活に真剣な会員しかいないことで人気があるマッチングアプリ。女性会員の真剣度が高く出会いやすい割に男性会員が少な目。30代~50代におすすめの意外な穴場。

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大人・遊び目的向き

イククル

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特徴・メリット
遊び目的や気軽な関係目的の人が多い、会える出会い系。20代同士のセフレやワンナイトの相手探しから30代後半~40代の既婚者・中高年同士の出会いまで幅広い目的で楽しめる。

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